Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

森『宗教からよむ「アメリカ」』p.204

森 孝一『宗教からよむ「アメリカ」』講談社選書メチエ; 70, 東京: 講談社, 1996年, p.204

〈構成〉
第一章 アメリカの「見えざる国教」
第二章 セクト的宗教と「見えざる国教」
第三章 アメリカのファンダメンタリズム
第四章 「アメリカの夢」の行方

〈引用〉
 保守大連合を可能にした意識は、中産階級あるいは中下層階級の人びとの不満と危機意識であった。それはベトナム戦争敗戦以後のアメリカの経済的・政治的弱体化と、「対抗文化」(カウンター・カルチャー)に代表されるような、伝統的価値観・道徳観の動揺にたいする危機感であり、「行きすぎた」福祉を中心とするリベラルな政策への不満であった。