Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

住田『カルヴァン政治思想の形成と展開』pp.120-121

住田 博子『カルヴァン政治思想の形成と展開――自由の共同体から抵抗権へ』東京: 新教出版社, 2018年, pp.120-121

〈引用〉
 なぜ本人の自覚が問われないのか。カルヴァンは、その子の父祖が共同体の一員であることが、小児の加入にとっての十分条件になると考えた。彼がそう考えた理由は、「一人の人間が信者の仲間に受け入れられる時、救済の約束はその本人だけに与えられるのではなく彼の子孫にも及ぶ」がゆえに「彼の子孫は教会の内の者 domestiqueとされる」ことにあった。「信者の子供は、親が結んだ契約 allianceの力によって洗礼を授けられる」と彼は結論した。