Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

大久保潤, 篠原章 沖縄の不都合な真実 第五章

大久保潤, 篠原章 沖縄の不都合な真実 第五章
【関心・疑問】

【論文名】
第五章 「公」による「民」の支配

【著者名】
篠原 章

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
大久保 潤, 篠原 章『沖縄の不都合な真実新潮新書; 601, 東京: 新潮社, 2015年, pp.118-138

【本文の構成】
序章 沖縄はこれからどうなるのか
第一章 普天間問題の何が問題なのか
第二章 高まる基地への依存
第三章 「基地がなくなれば豊かになる」という神話
第四章 広がる格差、深まる分断
第五章 「公」による「民」の支配
第六章 本土がつくったオキナワイメージ
第七章 「沖縄平和運動」の実態と本質
第八章 異論を封殺する沖縄のジャーナリズム
第九章 「構造的沖縄差別論」の危うさ
あとがき
主な参考文献

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 沖縄県にとって最大の経済的な課題は何よりも「貧困」にあります。が、この問題をさらに掘り下げてみると、①所得(雇用者報酬または労働分配)が公務員に偏在している、②所得上の著しい公民格差が存在する、③政治的な影響力のある公務員が経済的イニシアティブも握っている、④結果として「民」優位ではなく、琉球王朝以来の「公」優位の経済社会が温存されている、といった問題が浮き彫りになります。失業率や沖縄を悩ます他の経済的・社会的課題の大部分も「公」優位の、言い換えれば「公が支配する社会経済体制」に起因すると考えてよいでしょう。
 基地問題だけに目を向けて、公務員によるこのような「支配体制」から目をそむけているようでは、現状はけっして改善されません。(p.138)

【コメント】