Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

入船「日本におけるカルヴィニズムの確立」『カルヴァンを継ぐもの』pp.26-27

入船 尊「日本におけるカルヴィニズムの確立」橋本 龍三, 春名 純人編『カルヴァンを継ぐもの』日本カルヴィニスト協会二十周年記念論文集; 1, 東京: すぐ書房, 1978年, pp.26-27

〈引用〉
一、キリストとの出会い

 キリスト教信仰の確立のためにキリストとの出会いが決定的な意味を持つ。パウロキリスト教信仰においても、キリストとの出会いは、決定的な要因であった。キリストとの出会いを通して、キリストのうちに神の自己啓示を霊の目をもって見出すことなくして、神と人間の人格的関係は始まらない。これらの点は、新約聖書の全体が明白に主張しているが、ルカによる福音書二四章を見ながらそこに注目してみたい。復活の主が弟子たちに心を注がれたのは、彼らの信仰の確信を強化することを目的としていた。イエスは復活した御自身の姿を彼らに示し、彼らが悔い改めて明確にキリストと出会い、キリストの前に立つ者となることを願っておられたのである。