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澤正幸 長老制とは何か 補章

澤正幸 長老制とは何か 補章
【関心・疑問】

【論文名】
補章 教会と国家 神の霊的統治と政治的統治

【著者名】
澤 正幸

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
『長老制とは何か』札幌: 一麦出版社, 2018年, 増補改訂版, pp.81-90

【本文の構成】
序言
第一章 「長老制」という呼称
第二章 長老制の聖書的根拠
第三章 「霊的統治方式」としての「長老制」
第四章 教会の会議
第五章 長老制の帰結としての教会の国家からの自律
補章 教会と国家 神の霊的統治と政治的統治
結語

あとがき

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 霊的統治も政治的統治も神の統治である。キリストがすべての権威のかしらであって、霊的統治も政治的統治もキリストへの服従である。そのキリストのみが占めるべき支配の座に、キリストに代わって座ろうとしたのが、中世のローマ教皇であった。教皇は教会も国家も両方を統治する権限を授かったとの両剣論がそれである。近代にいたっては、世俗の国家権力がその座を占めようとした。近代国家は世俗国家の領域を超えて、教会の領域に踏み込んできた。ナチズムがそれであり、戦争中の日本において起こったこともそれである。教団合同はまさに国家支配が教会に及び、教会がその支配に屈した事例であった。そこではキリストによる教会への霊的統治が犯されたのみならず、キリストが国家に許し与えている権限を乗り越えて、教会に対しての干渉、強制がおこなわれた。(p.88)

【コメント】