Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 エフェソの信徒への手紙4章1~6節

聖書研究 エフェソの信徒への手紙4章1~6節(新共同訳 新約pp.355-356)

【概要】
 主の囚人であるパウロは、聖徒に神の招きに相応しく歩むよう勧めます。また、謙遜と柔和の限りを尽くし、寛容を示し、愛をもって互いに忍耐し合い、聖霊による一致を保つように勧めます。体も、霊も、主も、信仰も、バプテスマも一つであり、全てのものの父である神も唯一だからです。

【歴史的背景】

【釈義】

【黙想】
(1) 神の招きに相応しい歩み(1~3節)
 イエス・キリストの十字架と復活を信じる人は、いかなる苦難の中でも希望を失いません。パウロにはエフェソの教会への夢があるので、獄中でも彼らに一つになるよう勧めます。神はユダヤ人であれ異邦人であれ、イエス・キリストにあって一つとなるよう召されました。その招きに相応しく歩むためには、高ぶることなく他の人が自分よりも優れていると思い、自分の権利を主張しない柔和な姿勢で仕え、自分に過ちを犯した人に報いようとせず、忍耐しなければなりません。また、過ちを犯した人がいてもイエス・キリストの愛をもって赦し、その人の弱点も受け入れてあげなければなりません。神の目で見つめれば、短所が長所にもなり得ます。聖霊が平和のきずなを結んで教会を一つにして下さったので、これを守っていくことが私達の召しであり、使命です。

(2) 召しのもたらした一つの希望(4~6節)
 全ての聖徒はイエス・キリストの一つの体です。神に召された聖徒は、一つの希望、即ち将来イエス・キリストの栄光に与るという望みを抱いています。私達を真理の内に導かれる聖霊はお一人、私達の「主」も私達の罪を贖って死んで下さったイエス・キリストお一人だけなので、この方を信じる信仰も一つです。その信仰は、バプテスマを通して公に認められます。何よりも私達は唯一の神を信じています。神は全てのものの上におられ(超越性)、全てのものを通して働き、全てのものの内におられます(内在性)。教会の中におられ、世の歴史を司っておられる神に仕えて一つになる時、教会に神の栄光が現れます。

【適用】
(1) 神はどのような務めを任せるために私達と教会を召されましたか。柔和、寛容、愛、忍耐、平和のうち、私達に欠けているものは何でしょうか。
(2) 召された全ての聖徒が一つである根拠は何ですか。家庭と教会をはじめとする共同体が一つとなるよう、今日私達が実践すべきことは何でしょうか。

【祈り】
 私は主の聖なる召しに恥ずかしくない生き方をしているでしょうか。未だに人に対して高慢で忍耐出来ない私を憐れんで下さい。共同体の中で聖霊の一致を熱心に保てるよう導いて下さい。