Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 エフェソの信徒への手紙4章7~16節

聖書研究 エフェソの信徒への手紙4章7~16節(新共同訳 新約p.356)

【概要】
 神は、聖徒一人一人にキリストの賜物のはかりに従って恵みを与え、夫々使徒預言者、福音宣教者、牧者、教師としてお立てになった。それは聖徒を整え、キリストの体を建て上げるためである。そして、遂に聖徒は、信仰の一致と知識の一致に達し、キリストの満ち溢れる豊かさにまで成長する。

【歴史的背景】

【釈義】

【黙想】
(1) 恵みの賜物(7~10節)
 イエス・キリストは全ての聖徒に異なる恵みの賜物を与えられた。この賜物は、聖徒がイエス・キリストにあって一つとなるために用いられる時に光を放つ。イエス・キリストは、この賜物を与えるために罪とサタンとの戦いに勝利し、復活された。サタンの全ての勢力を捕虜にして天に昇られたので、イエス・キリストから与えられた賜物はサタンの全ての勢力を退ける(8節、詩編68編19節参照)。この地に人となって来られ、十字架の死に至るまで低くなられた方が、サタンの全ての権威を打ち破って天に昇られ、宇宙万物が神の秩序に従うようになった。つまり、万物が神の満ち満ちたさまにまで満たされたのである。聖徒が夫々与えられた務めをしっかりと果たす時、教会はイエス・キリストに満たされる。

(2) 務めの目的(11~16節)
 イエス・キリストが務めを与えられたのは、聖徒が奉仕の業をして、キリストの体である教会を建て上げるためである。このために聖徒が心を傾けるべきことは、第一に、神の御子イエス・キリストに対する「信仰」と「知識」において一致することである。信仰はイエス・キリストを知る知識から始まる。イエス・キリストに関する知識の一致がなければ、教会は分裂する恐れが生じる。第二に、霊的に「未熟な者」ではなくなり、「成熟した人間」になることである。第三に、「キリストの満ちあふれる豊かさになるまで」達するために、信仰と人格において成長することである。そうしてこそ、偽りの教えや世のむなしい価値観に騙されず、イエス・キリストの愛を実践出来る。聖徒が一致して教会の頭であるイエス・キリストに従う時、教会は堅く建てられていく。

【適用】
(1) イエス・キリストはどのような代価を払って私達に恵みの賜物を与えて下さったか。互いに異なる賜物を与えられた人々が、どうすれば調和をなせるだろうか。
(2) 務めとキリストの体にはどのような関連があるか。私達に与えられた務めは何であり、それをしっかりと果たすために、何に心を傾けるべきだろうか。

【祈り】
 罪と闇の力に勝利され、全ての問題の答えである主お一人だけで満足します。御言葉を更に深く黙想し、日々新しくされるクリスチャンになるよう、私と兄弟姉妹を導いて下さい。