Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

遠藤『みことばを生きる』pp.110-111

遠藤 勝信『みことばを生きる――聖書的霊性の理解』東京: いのちのことば社, 2012年, pp.110-111

〈引用〉
 近代以降の神学は、教会の支配、既成の教理、聖書の権威からの自由を主張するあまり、聖書そのものが期待する読みの姿勢をも見落としてきた面があります。福音主義を標榜する教会の中にも、聖書にあまり興味を覚えなくなり、むしろこの世に関心を向けることで、結果として神のことばに対する信頼と期待を失っている場合もあるでしょう。ひょっとすると、それは「聖書のことば」そのものの理解不足にあるのかもしれません。現代の教会が、もし霊性についての注意不足を感じているとするなら、まず求められることは、神のことばを聴く姿勢の再構築にあるのではないでしょうか。みことばを語りかけておられるお方をみことばを通して知り、そのお方のご主権を喜び、そのお方が願われることに心を合わせ、そのお方が語りかけられる御声に聞き従うこと、そこに、聖書的霊性の回復があることを確認したいと思います。