Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

三田村『大東亜戦争とスターリンの謀略』p.63

三田村 武夫『大東亜戦争スターリンの謀略――戦争と共産主義』自由選書, 東京: 自由社, 1987年, p.63

〈引用〉
日本及アジアの共産主義革命

「最も進歩的な政治評論家」「近代志那研究の権威者」の名声の下に、彼尾崎が命がけで押し進めて来た「内在的思想目的」の第一段階的主目標は、おそらく此の東亜に於ける英、米、仏、日の帝国主義支配体制の打倒とこれに代るべき社会主義体制の確立にあつたであらう。
 尾崎の此の構想を要約すると、先づ日本帝国主義蒋介石軍閥政権を嚙み合せて両者共倒れに終らしめること即ち日本と中国の共産主義革命の完成、次で此の日華事変を東亜諸民族の民族自決戦に発展せしめ、米、英、仏、蘭帝国主義打倒の植民地解放戦争に誘導して所謂東亜解放の聖戦たらしめること、而して此の植民地解放戦争を通じて東亜諸地域の社会主義体制を確立することにあつた。彼は此の「内在的思想目的」を手記の中で次の如く述べてゐる。