Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

手島『心を鍛える「聖書」』p.47

手島 佑郎『心を鍛える「聖書」――いま自分と社会を見つめなおす』東京: 日本マンパワー出版, 1992年, p.47

〈引用〉
 ユダヤ人はいずれも個性が強く、各自がその考えを主張して譲らないものの、それほど分裂することもなく今日までよく民族としての主体性を守り存続してくることができた。その秘密はどこにあるのか。ひとことで言えばユダヤ教にある。より具体的には全員がいっせいに同じ祭りを祝い、全員が同じ儀式を共有してきたことによるのである。
 過ぎ越しの祭り(ペサッハ)、五旬節(シャブオット)、新年(ローシュ・ハシャナー)、大贖罪日(ヨムキプール)、仮庵の祭り(スコット)などのたびに祖先の苦労をしのび、自分もまたその偉業を継承しなければならないと再確認してきたからである。
 そのたびに大人は祖先に、子供は大人に敬意を払って、自分もその伝統に連なることを喜びとしてきた。