Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Williamson, 1 and 2 Chronicles (杉本訳『歴代誌上・下』pp.60-61)

H. G. M. Williamson, 1 and 2 Chronicles: Based on the Revised Standard Version, New Century Bible Commentary, Grand Rapids, Mich.: W.B. Eerdmans, 1982
(杉本 智俊訳『歴代誌上・下』ニューセンチュリー聖書注解, 東京: 日本キリスト教団出版局, 2007年, pp.60-61)

〈引用〉
(d) 応報思想と悔い改め

 歴代誌史家の作品の特徴としてもっともよく知られているものの一つは、(あまり正確な表現とは言えないが)即時応報の教理と呼ばれるものである(その主な例に関しては、ヴェルハウゼン, Prolegomena, pp.203-210参照)。簡潔に言うと、歴代誌史家は申命記史家よりもさらに一歩踏み込んで世代ごとに信仰と祝福、不信と裁きを結びつけようとしていることである。信仰深さを表した王たちは建設事業や軍事的成功、大きな家族、富、外国からの尊敬等で報いられ、神を「捨て去った」王たちは敗戦、病気、陰謀等で苦しむのが一般的な原則である。