Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

古屋『日本伝道論』p.89

古屋 安雄『日本伝道論』東京: 教文館, 1995年, p.89

〈引用〉
 親から子への信仰の継承、その子から孫への信仰の継承、これが確実になされていれば、救世代のうちに、一パーセントのキリスト者人口は、必ず一〇パーセントになるはずです。わが国のキリスト者人口がいつまでも一パーセントである最大の原因は、家族における信仰の継承がなされていないことにあります。この点では、無教会のみならず教会も失敗しております。家族への伝道に失敗しています。
 いや実は家族への伝道がもっとも困難なのです。家族生活を毎日ともにしている夫婦、親子、兄弟姉妹の間では、観念的、抽象的な思想をいくら説いても、相手を信仰に導くことはできません。家族生活において、また家族間にあっては、実際的、具体的な信仰、「愛によって働く信仰だけが有効」なのです(ガラテヤ五6)。
 あなた方の家族、そして教会の牧師の家族、同じ教会の会員たちの家族のうち、何人が信仰をもっていますか。またもち続けていますか。そしてその人々はあらたにクリスチャン・ホームを形成していますか。若い人たちが結婚するとき、キリスト者同士で結婚すること、クリスチャン・ホームをつくることについて、教会はどれだけの指導と配慮をしていますか。子どもが与えられたとき、親としてどのようなキリスト教教育をおこなうかについて、教会はどれだけの指導と配慮をしているでしょうか。