Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

エルドリッヂ『だれが沖縄を殺すのか』p.268

ロバート・D. エルドリッヂ『だれが沖縄を殺すのか――県民こそが“かわいそう”な奇妙な構造』PHP新書; 1042, 東京: PHP研究所, 2016年, p.268

〈引用〉
 尖閣問題を例に挙げるまでもなく、中国の軍事的行動による東アジア地域の緊張は消えるどころか、むしろその度合いを増している。朝鮮半島の南北分断、中国と台湾のあいだの台湾海峡問題、日露の領土問題など、この地域にはまだまだ不安定な要素が残っている。引き続き、日米同盟がこれらの地域で抑止力を提供していくことの重要性は誰も否定できないはずだ。

平和を守ってきたのは憲法九条ではない

「戦争を否定する憲法第九条があったから、日本は七十年近く平和が保たれてきた」――。
 こう考える日本人は少なくない。しかし、日本の平和が保たれてきたのは、日米同盟が最大の要因であるということを冷静に評価すべきだ。
 そもそも、平和はつくるものであって、最初から無条件にあるものではない。国家が同盟関係を通じて地域や世界の平和を成し遂げようとすることで、はじめて平和が訪れるのである。憲法第九条を絶対なものとし、世界の紛争に関わらなければ日本は安全だという人は、この点で大きな間違いを犯している。