Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 マルコによる福音書5章1~10節

聖書黙想 マルコによる福音書5章1~10節(新共同訳 新約p.69)
「レギオンに憑かれた人」

 イエスは悲惨な一人の魂の救いのために働かれる。イエスが、ガリラヤ湖の東の「ゲラサ人の地方」(10のギリシア化された都市デカポリスの一つ)に行かれると、そこに「汚れた霊に取りつかれた人」がいた。彼は悪霊の勢力に覆われたその地の現実を端的に見せている。悪霊が名乗った「レギオン」(9節)とは、当時のローマの軍団の編成単位で、5千人ほどで構成されていた。これは、彼が悪霊に憑かれて悲惨に生きている理由が、ローマ軍に象徴される抑圧の状況と関連があることを暗示している。彼をローマ軍に搾取されていた民の代表とも見ることが出来る。イエスは苦しみの地に光として来られた。イエスがおられる所で全き回復の御業が始まる。