Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 マルコによる福音書6章21~29節

聖書黙想 マルコによる福音書6章21~29節(新共同訳 新約p.72)
「悪を行う母娘」

 情欲や権力を追い求めると、その結果は暴虐と残忍さである。ヘロディアは、自分とヘロデの結婚を批判したヨハネを「恨み、彼を殺そうと思っていた」。彼女はヘロデの誕生日に娘のサロメを送り込み、「宴会」の場で踊らせた。気分を良くしたヘロデがサロメに褒美を与えると誓った時、サロメが母親の所に行き、「何を願いましょうか」と尋ねたことは、そこにヘロディアの計略があったことを暗示している。サロメは母ヘロディアの言葉を聞くと「早速」「大急ぎで王のところに行き」、「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて」持って来て欲しいと願った。こうしてバプテスマのヨハネは悪人によって悲惨な死を遂げた。しかし、イエスよりも先に来て「主の道を整え」(1章3節)た彼は、使命を果たして殉教者の列に加わった。