Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 マルコによる福音書8章1~10節

聖書黙想 マルコによる福音書8章1~10節(新共同訳 新約p.76)
「弟子達の不信仰と7つのパンと魚の奇蹟」

 信仰は主の素晴らしい御業を忘れないことである。「五つのパンと二匹の魚」(6章41節)の奇蹟を経験したにもかかわらず、弟子達は「こんな人里離れた所で、いったいどこからパンを手に入れて、これだけの人に十分食べさせることができるでしょうか」と不信仰な反応をした(4節)。これは、マナを食べてもすぐに神に呟いてエジプトを懐かしんだ、荒れ野の民と同じである。イエスが食べさせた人々の中には異邦人もいた(「遠くから来ている者」、3節)。パンが7つ、「残ったパンの屑」を集めた籠が7つであることは、異邦人(カナンの7部族)を象徴している。「籠」(ギリシア語: スピルド)も異邦人の用語である。5つのパンと2匹の魚の奇蹟はユダヤ人のための奇蹟であったが、7つのパンと魚の奇蹟は異邦人のための奇蹟だと言える。イエスが催す神の国の宴会には、ユダヤ人だけでなく異邦人も加わり、豊かに味わう。