Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 マルコによる福音書15章21~23節

聖書黙想 マルコによる福音書15章21~23節(新共同訳 新約p.95)
「十字架を代わりに背負ったキレネ人シモン」

 一人の人を弟子に導く神の御業は計り知れない。イエスの十字架を代わりに負うことになった「シモン」は、「キレネ」出身で、「アレクサンドロとルフォスとの父」であった。ローマの信徒への手紙16章13節に言及されている「ルフォス」がシモンの息子であるという見方もある。マルコがシモンの2人の息子の名を記したのは、ローマの教会の有力な信徒であった彼らを多くの人が知っていたからだろう。「無理に」ではあったが、シモンは人類の歴史上、「イエスの十字架」を直接負った唯一の人である。この後、彼はイエスを信じ、彼の家族も全員真実な信仰者となった。シモンの助けを受け、イエスは「ゴルゴタ」に上られた。イエスは十字架の苦しみを全て受けようと、鎮痛効果のある「没薬を混ぜたぶどう酒」を拒まれた。イエスは苦しみを余すところなく受け、父の御心に全く従い通して、「永遠の救いの源」となられた(ヘブライ人への手紙5章8~9節)。