Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 テトスへの手紙1章10~14節

聖書黙想 テトスへの手紙1章10~14節(新共同訳 新約p.396)
「偽りの地クレタ

「真理」に基づかない偽りの言葉は人の最も深い所まで汚すので、教会は常に偽りを警戒し、退けなければならない。テトスがいるクレタは、「真理に背を向けている」ことで有名な島だった。貪欲によって社会正義は崩れており、道徳的な堕落を恥ずかしいと思わない文化が蔓延っていた。その上、真の福音を妨げるユダヤ教の偽りの教えが既に広まっていて、「家庭」や教会が揺るがされる不安定な状況であった。パウロは、教会内にあらゆる偽りが定着しないよう、特別に注意することをテトスに命じた。偽りを語る者を「厳しく戒め、信仰を健全に保たせ」る役割を委ねたのである。偽りの地であればあるほど、尚更教会が必要である。偽りの力を粉砕し、真理を回復する力が、福音と教会にはあるからである。