Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 ヨハネによる福音書18章28~35節

聖書黙想 ヨハネによる福音書18章28~35節(新共同訳 新約p.205)
「異邦人の手を借りた殺人」

 大祭司「カイアファ」の屋敷で開かれたユダヤ人の最高法院は、神を冒瀆した罪でイエスを死刑にすることを既に決定していた(マタイによる福音書26章65~66節参照)。しかし、ローマの植民統治を受けていたユダヤ人には「人を死刑にする権限」がなく、イエスを殺すためにはローマ帝国の総督「ピラト」に引き渡すしかなかった。ピラトは「自分たちの律法に従って裁け」と言い、この裁判を差し戻そうとしたが、ユダヤ人はイエスの死刑を強く主張した。十字架刑はローマ人の凶悪犯の処刑方法である。このようにイエスの十字架刑は決められていたのである。ピラトはイエスには罪がないことを知って釈放しようとしたが、ユダヤ人の計略に陥ってイエスを殺す決定的な役割をしてしまう。悪に負けないためには知恵と勇気が必要である。