Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 ヨハネによる福音書18章36~40節

聖書黙想 ヨハネによる福音書18章36~40節(新共同訳 新約pp.205-206)
神の国と世の国」

 ピラトが途轍もない過ちを犯したのは、神の国と世の国の関係を知らなかったからである。この世を超越する神の国があり、イエスがその国の「王」であることを知っていたなら、ピラトはイエスの処刑の主犯にはならなかっただろう。ピラトはイエスが言われた国をユダヤの熱心党員が追求する政治理念程度に理解した。イエスが「真理」について話されると、ピラトは「真理とは何か」と問い返した。これは真理について知ろうとする質問ではない。イエスを無罪ではなく「過越祭」の特別赦免で「釈放」しようとするピラトの意図、または問題の本質を避けて通ろうとする愚かな決定に過ぎない。真実を避けて巧みに処世術を用いようとはせず、本質を掴まなければならない。