Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 ヨハネによる福音書19章17~22節

聖書黙想 ヨハネによる福音書19章17~22節(新共同訳 新約p.207)
「十字架につけられたユダヤ人の王」

 イエスの死は偶然ではなく、旧約聖書で預言された御言葉が実現した出来事である。イエスの誕生と弟子達の裏切りは勿論、十字架の死に到る細かい過程まで、全て旧約の預言の成就である。イエスの十字架の「両側」には「二人」の罪人がいたが、これはイエスが人間の全ての罪を贖う罪人として死なれたことを意味する。イザヤの預言通り、「不法を働かず、その口に偽りもなかった」イエスが、「神に逆らう者」と共に死を迎えたのである(イザヤ書53章9節)。「十字架の上に掛け」られた「罪状書き」には、ユダヤ人は勿論異邦人にも分かるよう、「ナザレのイエスユダヤ人の王」と「ヘブライ語ラテン語ギリシア語で書かれていた」。「ユダヤ人の王」として死なれたイエスは、まさしく王の王なのである。